■開始ストーリー
人類が滅ぶ直前、世界は厚い氷で覆われ、地上に住む生物は絶滅した。
生き残ったのは、永遠の命を持つ月人達と、最後の人間、あなただけである……
■神暦大戦 (ヴァジアルサーガ)
・神暦(しんれき)は、西暦時代の世界大戦後、新たに作られた暦(こよみ)
・神暦時代、国は「愚民化政策」によって、完全な平和を保っていた
しかし、龍戒の神王、覇帝ソウリュウの計略により、神暦300年、ヴァジアルサーガが始まる
〔 年表はこちら 〕
■愚民化政策 (ぐみんかせいさく)
・人々に英知を与えず、思想を持たせず、盲目的に神王を崇め従わせる為の統治政策
これにより、人は考える必要がなくなり、神王と月人による完全な統治の下、幸福に暮らしていた
■神王 (しんおう)
・人間の遺伝子を操作し、不老不死となった存在
・神暦300年の時点で39人の神王が存在し、それぞれの国を治めていたが、現在の所在は不明
・ヴァジアルサーガ(神暦大戦)では、不死の神王を滅ぼす為に、
「地下幽室にある神柱への封印」という手段を用いていた
■月人 (つきびと)
・永遠を生きる神王の為に創られた、不老不死の人工生命体
・遺伝子レベルでゼロから創れている為、神王とは違い、完全な新種である
・知能は人間よりも高く、合理的に政務や作戦をこなす
・神王となった人物に対し、自らの全てを捧げる「絶対服従」の本能を持つ
・尚、月人には、「常に神王という星の傍で周り続ける月」という意味がある
■世界浄化計画 (せかいじょうかけいかく)
・神暦大戦(ヴァジアルサーガ)を制した神王により実行された計画
・「氷土の法」と「迷宮の魔物」を使い、世界の浄化、即ち人類の滅亡をほぼ成功させた
■氷土の法 (ひょうどのほう)
・八卦の神王、結界神・想武が用いた八蛇(ヤツビ)法術を元に、新たに開発した法術
・術を施した大地の「気(Aura)」を全て放出することで、大地と地上の生命体を氷らすことができる
・世界を支配した神王は、この法術を世界全土に施し、一斉に発動させた
■迷宮の魔物 (めいきゅうのまもの)
・西暦時代の生物兵器で、西暦時代から存在する「巨大迷宮」に封印されていた
(この巨大な地下迷宮群が、今回の物語、キルツヴァルドの舞台である)
・「氷土の法」によって放出された「気」は、地下迷宮へと流れ、魔物の栄養源にもなった
・「氷土の法」から地下へ逃れた者達も、この「迷宮の魔物」によって一掃される
・現在、多くの迷宮が地上と繋がっていない為、
迷宮へ侵入するには、西暦時代から在る「転送魔法陣」を利用しなければならない
■気、Aura (オーラ)
・生命体の活動エネルギー
・魔物だけでなく、人間や月人の身体能力にも大きな影響を与える
・但し、世界浄化計画の時の様な、大量の気は、人間にとっては害となる (これも滅びの原因の一つ)
■第一世代型の月人
・西暦時代に創られた月人で、月音(つきね)、リツキ、月無有無(ムーンムーム)が有名
・「知」の性能では、第一世代型が最も優秀
・性能の同じ月人同士なら、「神王=価値基準」として、互いに相手の思考をトレースできる
・理性重視で創られている為、神王に対する愛(?)以外の本能や自己の意思は、
完全過ぎる理性によって抑圧されてしまう
・この抑圧が数百年続くことで、精神崩壊を起こし、神暦時代には多くの月人が廃棄処分となった
■第二世代型の月人
・廃棄処分となった月人に代わる、新たな月人として創られた
・皇陰国で月人候補を育成し、実務と精神の両面から、月人となる者が選別される
・精神バランスを人間に近付けることで、心の崩壊率を抑える改善が施された
その為、知能や作戦実行力など、月人としての能力は第一世代型よりも劣る
・尚、八卦国の第二世代型の様に、「気(Aura)」を操り、「法術」を発動するなど、
「特殊な能力(スキル)」を獲得した月人も確認されている
■第三世代型の月人
・神暦300年以降の大戦中に、戦闘用の「不死の兵士」として造られた月人
・従来までの月人は身体能力を犠牲にし、知能と不死性だけを重視していたが、
第三世代型は、身体能力の向上が図られている
(第一世代型は、神王への従順性を追求し、敢えて腕力等を低下させたという説もある)
・第三世代型の後期には、「気(Aura)」の集積による飛躍的な身体能力の上昇と、
可変可能な戦闘スキル(スキル装備)を実現し、究極の不死兵士として、十二体の月人が完成した
しかし、この十二体を創ったリヴァス国は、既に国としての機能を失っており、
彼(彼女)らが戦の場で活躍することはなかった
■十二体の「後期・第三世代型月人(究極の月人)」一覧
・月人アリエス … 守護星座 「 牡羊座 」
・月人タウロス … 守護星座 「 牡牛座 」
・月人ジェミニ … 守護星座 「 双子座 」
・月人カルキノス … 守護星座 「 蟹座 」
・月人レオン … 守護星座 「 獅子座 」
・月人パルテノス … 守護星座 「 乙女座 」
・月人テンビン … 守護星座 「 天秤座 」
・月人スコーピオン … 守護星座 「 蠍座 」
・月人サジタリアス … 守護星座 「 射手座 」
・月人カプリコーン … 守護星座 「 山羊座 」
・月人アクエリアス … 守護星座 「 水瓶座 」
・月人イクテュエス … 守護星座 「 魚座 」
■半封印法術(ツヴァルド)
・「氷土の法」に対抗する為、リヴァス国とアラナダ国の共同で開発した法術
・「氷虎の力(氷の結界)」を張った状態で、物質への封印を行うと、半封印状態となる
この状態であれば、「氷土の法」による「身体の氷結」を無力化できる
・但し、封印される側は「死」の状態となる為、
ツヴァルドを施せるのは、不死の「神王か月人」だけである
■例外的ツヴァルド
・不死でない「人間」をツヴァルドするには、2つの条件が必要である
一つは、「氷の結界」を持続できること
もう一つは、それを行う為のエネルギー源を内部に持つこと
・この条件をクリアする為に、
「氷虎自身と、月人アリエスを同時にツヴァルドする」 という案が採用された
・結果、人間種は氷虎(最後の人間)だけしか命を保つことができなかった
■ツヴァルドの有効期限
・ツヴァルド後、何もしなければ、半封印の状態が約80年間(人間の平均寿命程度)続く
・この年数は、小実験による成果と、リヴァス国の神王、ヴェイ・ルースによって導き出された数値である
・尚、外部から「解除」を行うことで、直ぐに半封印状態を解くことも可能
■ツヴァルドの応用(武器ツヴァルド)
・特定の月人を武器へツヴァルドすることで、その武器と装備者の能力に大きな影響を及ぼす
・神暦時代、ツヴァルドの実験中に偶然発見されたものだが、この 「神暦後の魔物の時代」 では、
非常に有効な法術となるだろう
※後の世、「神暦後の魔物の時代」 を、【 KILLZVALD(キルツヴァルド) 】 と呼ぶようになる
■人の遺伝子
・「人の遺伝子」とは、神暦時代に保存された人間(部将)の遺伝子で、
リヴァスとアラナダの研究者が、ツヴァルドの元となる技術を用い、迷宮内に封印した
(リスク分散の為、複数の迷宮に封印されている)
・遺伝子が封印されている部屋の位置は、月人アリエスが記憶している
■人類の再生
・「人の遺伝子」を交配し、人間達を復活させることが、氷虎達に課せられた使命
・交配後、肉体の一部を人化した月人の体内で、人間を成長させる
・その間、月人は戦闘不能となる為、「人類の再生」は、
敵性神王、及び月人の排除を確認した後でなければならない
■敵性神王&敵性月人
・世界を滅ぼした神王とその月人が、現在も存在している可能性がある
・存在していれば、氷虎達にとって脅威となるはず
■その他
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