【 上座部仏教と大乗仏教 】 (2010/12/16)


今まで、釈迦の考えた思想と、日本にある仏教(大乗仏教系)の思想が違うことに疑問を持ってたんですが、解明しました^^

簡単に書くと、
まず、釈迦の弟子が仏教的なものを構築し、その後、「上座部仏教」と「大乗仏教」ができます。

「上座部仏教」は保守派で、釈迦の教えを守って、信者からは食べ物だけをもらい(食べ物を買う程度のお金はOK)、修行に励みます。
これらは、インドから南側のミャンマーやタイなどへ流れていきました。

「大乗仏教」は革新派で、釈迦以外の覚者、**如来や、
一般大衆向けに、**菩薩や、天国と地獄の概念を作り、
信者からお金を集めて豪華な寺院や仏像を作ります。
これらは、北側の中国や日本に伝わりました。

上座部仏教は、修行者の悟りを目指し、信者は修行者をサポートすることで御利益を得られる。

大乗仏教は、信者の救済を目指し、救うことが自らの悟りに繋がる的な考え方みたいです。(日本では多派に分かれてるので、いろいろありますけど)

という感じであります^^


因みに、上座部仏教にお墓は無くて(金持ちはあるとか)、仏塔に何日か安置してから火葬するみたいです。

思想が「輪廻転生」なのだから、墓はいらなくて当然ですよね。