各ウィザード部隊の得手不得手

 戦争において、自軍の部隊の個性を把握し、適材を適所に配備することは非常に重要なことです。
 ここではリヴァス軍の各部隊の、状況対応能力を著者の主観で表にしてみました。
 エンシェントヴァイスでは、言うまでもなく魔法が大きな力を持っています。
 従って、部隊の特性はそのまま魔法の特性と言っても過言ではありません。
 例えば、ギルドのアースクエイクは薄く広い大部隊には非常に有効ですが、狭く深い拠点部隊には効果が望めません。
 逆に、リーテちゃんのサラマンダーは、狭く深い拠点部隊には非常に有効ですが、薄く広い大部隊には効果が期待できません。
 また、魔法の範囲だけではなく、それに伴い消費するGHOSTにみあった効果であるかということも重要な判断材料のひとつです。

ウィザード対大部隊対小部隊拠点制圧攻 城 戦
ルース○/○◎/◎○/○○/○
ギルド○/○△/○△/◎△/○
リーテ△/◎○/○◎/◎△/◎
ソミナ○/◎○/◎×/×○/◎
カイン×/○×/△△/△×/△
キリウ×/○×/○△/△×/○
イル×/○×/△△/△×/△
※表内の/の前はLV10未満、後ろはLV10以上

 表を作りながら改めて思いましたが、やはりLV10以上のリーテちゃんが最強ですね。
 広範囲の攻撃と、深くえぐる攻撃を兼ね備え、GHOST的にも無駄がなく、あらゆる状況に対応できます。
 ギルドも兄らしく同様の特性を持っていますが、消費GHOSTが多すぎるのと、魔力が低すぎることがネックになり、いまいちパッとしません。
 ルースの特性が/前後で全て同じなのは、メテオストライクを覚えることにほとんど意味がないからです。
 スターダストが2ターンで14体程度の敵を倒せることに比べれば、メテオストライクは消費GHOSTこそ少ないものの2ターンで最大12体の敵しか倒すことができません。
 しかも、あれだけのダメージを与える必要のある敵は、最速制覇編には存在しません。
 攻城戦においても、出会い頭に敵のダメージ源を減らすことができる分、スターダストを打ちまくった方が得策と言えるでしょう。
 終盤の攻城戦はルース・リーテ・ソミナ、拠点防衛にはギルド、地方制圧にカイン・イル、遊撃隊にキリウというのが妥当なところでしょう。