初めにやっておくべきことまずは、↓をコピーして実行してみてください。 (選択して Ctrl + C でコピー、Ctrl + V で貼り付けできます。よく使うので覚えましょう)
すると、画面全体が真っ暗になり、キーボードで何か(スペース等)を押すまで停止状態になります。 そうなっていれば成功です。 そうならない場合は設定に問題がありますので、もう一度DXライブラリのサイトで確認してみてください。 (ただ、VisualStudioのバージョンによって、必要な設定が変わったりします。そういう場合は・・・ググって頂くしかないです;) 尚、このままだと制作し辛いので、ゲーム画面をウインドウモードで表示できるようにしておきます。 ↓の1行を、 if (DxLib_Init() == -1) より前の行にコピーしてください。
これを実行(F5キーを押せば簡単に実行できます)すると、ウインドウ状態でゲームが起動します。 (終了させる時は、普通にウインドウの×ボタンを押す等してください) この ChangeWindowMode は、魔法書「DXライブラリ」に書かれている「魔法の一つ」で、ゲームをウインドウモードで起動することができます。 因みにC言語では、「魔法」のことを「関数(かんすう)」と呼んでいます。 魔法(関数)とは「魔法(関数)」を使うことで、複雑な処理を簡単に実行することができます。最初に説明した、「ファイアと唱えれば、詠唱を行わずに魔法が使える」というやつですね。 DXライブラリの魔法リストはこちら→「関数リファレンスマニュアル」 魔法の使い方さえ理解すれば、これらの魔法から必要なものを選び、自由に使うことができます。 ゲームのように「まだ覚えてないから使えない」ということはありません。 (もちろん、使い方を間違えれば失敗しますが) 魔法の使い方ではまず、「関数リファレンスマニュアル」の下の方にある「ウインドウモード関係」を探し、 ChangeWindowMode のページを開いてください。「宣言」のところに、「int ChangeWindowMode( int Flag ) ;」と書かれています。 ChangeWindowMode が魔法名ですね。 その前後の部分で、この魔法が「何を受け取り」「何を返すか」を知ることができます。 並びは、「何を返すか 魔法名(何を受け取るか)」となっています。 ChangeWindowMode の魔法の場合、最初の int が「何を返すか」 ()内の int Flag が、「何を受け取るか」です。 尚、C言語の用語に直すと「戻り値 関数名(引数)」となります。 ※以降、この部分はC言語の用語を使用します。 ※戻り値(もどりち)、引数(ひきすう)と読みます。 この順番は魔法の基本ですので、そのまま覚えてください。 <戻り値(何を返すか)> 戻り値は、魔法を実行し終わった時に戻ってくる値(数値や文字)です。 何を返すかは魔法によって異なります。 詳しい説明は、「戻り値」のところに書かれています。 尚、Get〜 以外の魔法は、概ね「成功したかどうか」を返すだけなので、ほとんどの場合、気にしなくてOKです。 <引数(何を受け取るか)> 引数は、その魔法に送る値(数値や文字等)です。 例えば、ファイアの魔法の場合、使用する時に消費MPを指定できるとします。 この場合、「ファイア(50)」とすれば、「50のMPを消費してファイアの魔法を撃てる」という感じです。 この消費MPの部分が引数ですね。 ChangeWindowModeの引数の説明は、「引数」のところに書かれています↓
使用例は、 ChangeWindowMode(TRUE); 又は ChangeWindowMode(FALSE); となります。 説明にあるように、引数をTRUEに設定すればウインドウモードになり、FALSEをすればフルスクリーンになるわけですね。 尚、C言語では、関数の最後に ;(セミコロン)を付けるルールがありますので、忘れずにつけてください。 魔法名はどこまで覚えれば良いか魔法リストを見ると、100以上でしょうか、とにかく沢山の魔法名が並んでいます。もちろん、これらを全て覚える必要はありません。 辞書と同じように、「使いたい魔法だけを調べてコピーすればOK」です。 使用頻度の高い魔法は、自然と魔法名を覚えていくでしょう。 今回の魔法用語説明魔法 … 関数(かんすう)のこと。複雑なプログラムを簡単に実行できる。 |