【 PCゲーム制作入門 No.10 】

if文(いふぶん)を学ぼう

if文は、ある条件を判定し、「正しいか、そうでないか」 によって、プログラムの行き先を変える命令です。

下の例を見てください。
x = -3;

if x < 0 :
    x = 0;
else :
    x += 1;

x に -3 を入れた後、
if文を使い、もし x が 0 よりも小さかったら、x = 0; を実行。
そうでなかったら、x += 1; をするプログラムです。

この場合、x は -3 なので、x = 0; が実行されます。

もし、最初に x = 5; としていれば、x += 1 が実行され、最終的な x の値は 6 になる、という感じですね。

書式は、

if 条件式 :(コロン)
(スペース4つ)正しい時の命令文
else :(コロン)
(スペース4つ)そうでない時の命令文

です。
尚、else以降は、無くてもよくて、
x = -3;

if x < 0 :
    x = 0;

x += 1;
とした場合、if文で x = 0; が実行された後、次の x += 1; も実行されます。

複数の命令を実行したいときは、スペースの段落を合わせれば、続けて実行されます↓
if x < 0 :
    x = 0;
    print(x);
    x = 10;
    print(x);

if の後の条件式は色々あって、↓な感じです。
a < b  … a より b のほうが大きいか?
a > b  … a より b のほうが小さいか?
a == b  … a と b が同じか?
a != b  … a と b が違うか?
a <= b  … a より b のほうが大きいか、又は同じか?
a >= b  … a より b のほうが小さいか、又は同じか?

また、複数の条件を組み合わせることもできます。

or を使って、x が 0 より小さいか、又は -10 なら、x = 0; を実行する処理↓
if x < 0 or x == -10 :
    x = 0;

and を使って、x が 0 より大きく、しかも 10 より小さいなら、x = 1; を実行する処理↓
if x > 0 and x < 10 :
    x = 1;


如何でしょうか。
if文も、いろいろ試して使い方を把握してください。

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