グローバル変数とローカル変数を学ぼうサンプルの解説を進めます。
ここでは、main関数を定義しています。 コメントにもあるように、メインの処理を行う為の関数です。 最初の6行で、初期化系の処理を行っています。 以下、詳細。 pygame.init(); はpygameライブラリを初期化する関数です。 最初に実行しておきましょう。 global … は、「グローバル変数」を使うことを宣言しています。 (実は無くても動くのですが、一応、分かりやすくする為に書いています) 変数には、「グローバル変数」と「ローカル変数」というのがあって、 「グローバル変数」は、関数の外にある変数で、どの関数からでも使用できます。 「ローカル変数」は、その関数内だけで使える変数です。 例えば、このような場合↓
a = 0; を関数の外で定義することで、a は、「グローバル変数」になります。 なので、3つの関数 sub , main , test 内で使用しても問題ありません。 ですが、main関数内で定義された b は、「ローカル変数」になる為、sub や test関数で使うことはできません。 また、test関数内で定義された b は、test関数だけの「ローカル変数」なので、main関数内の b とは別物になります。 この、「グローバル変数」と「ローカル変数」も、色々試して理解しておきましょう。 続いて、(x,y) = (GMX/2, GMY/2) では、 x と y という「ローカル変数」に、「グローバル変数」の GMX と GMY を 2で割った値を入れています。 この処理は↓のように書いても同じです。 好きな方法で書いてください。
pygame.display.set_caption("pysmp"); は、ウインドウのタイトルバーの文字を指定しています。 試しに、"pysmp" の部分を適当に書き換えてみてください。 font = pygame.font.Font(None, 24); は、サイズが24ピクセルのフォントを、 fontという「ローカル変数」で使えるように設定しています。 (詳しくは実際に使用する時に解説します) pygame.mixer.set_num_channels(8); は、効果音を同時に鳴らせる数を指定しています。 例えば、1に設定すると、2音同時に再生した時、後から再生した方しか再生されなくなりますので、とりあえず 8くらいを設定しておけば大丈夫でしょう。 |